公開日:2017年5月17日

誌面連動MOVIE

『広告』2017年 春 5月号

ニッポン同名異曲
北海道礼文島の昆布漁師が歌い上げる
沖縄伊江島の「人生ぐるぐる」

前号の「ニッポン同名異曲」に参加してくれた北海道は礼文島在住の昆布漁師「川村桂太」さん。
取材の後も仲良くさせてもらっていて、今ではLINEでやり取りをしているのだが、参加してもらった他の地ソンガーの話をしていたら予想だにしない展開が。

川村さん「僕は島袋さんの曲カヴァーしたいなぁと思っていました~」
木村「ん!!それは聞きたい!是非やって下さい!」
川村さん「仕上げたら送りますね~!」

これこれ!
こういうステキな出来事をまっていたんだ!
早速、川村さんは、島袋ひとみさんの人生ぐるぐるの練習をしてくれた。

すると、1週間も立たずに動画を送ってくれた。

川村さん「こんばんわ!!やっぱ本人の方が雰囲気でてかっこいいですね笑」

いやいや、そんなことはない!

島袋さんの歌う「人生ぐるぐる」は、太陽や海、風などという歌詞が印象的。
彼女が歌うと、キレイな歌声と相まってなんとも南国感のある雰囲気を出している。
送られて来た川村さんの歌はどしっとした歌声で、同じ沖縄の歌詞なのに、なんとも厳しさを耐える北国特有の強さを感じるものだ。

うん、これもまたいい!早速、島袋さんにも送った。
すると島袋さんからも喜びの声が届く。

島袋さん「骨太で、いいですね!ぜひともカバーしてくださいねと、お伝え下さい。ありがとうございます♪」

川村さんにこのメッセージを伝えた。

川村さん「喜んでくれて良かったです!歌わせてもらいます~!!」

北と南、日本の両極にいる2人が同じ曲を歌っただけなのが、なんだか、いつもの「ニッポン同名異曲」とは別の感覚が生まれる。
当初、この企画は北と南で同じタイトルで曲を作ったらどのような違いがでるのかを検証するものだったが、北と南というより、個人の魅力がでるものとなった。
※結果それで良かったのだが…。
北と南の違いを検証するということをすっかり忘れていたが、この曲で初めて北と南の持つイメージを感じることができた。

もしかしたらこういうことをやりたかったのかもと思い始めた。
川村さん、そして島袋さんに「ニッポン同名異曲」の新たな魅力を作ってもらった。
と、同時に、こんなステキな人たちと一緒にこの企画をやっていることに幸せを感じた。