公開日:2017年1月19日

編集部 奇譚

木村隊員が全国各地から仕入れる地ソングコレクション
いままで耳にしたことがない独特のメロディが編集部を包む

「はい、これが新着の“地ソングCD”ですよ!」。
大量のCDをおもむろに机の上に置き、満足げに笑みを浮かべる木村。正直、誰も頼んではいない。しかし、「ニッポン同名異曲」の企画を担当し、北は北海道から南は沖縄の離島まで取材に奔走する木村は、その地域のみで販売されている“地ソング”のCDを購入してくることが自分の使命だと思い込んでいるらしい。「最初は、どれから聴きます?」 と、全CDを聴くことを前提に話を進めてくる。その異様なまでの迫力に押されて、編集部内では、いままで耳にしたことのないようなメロディが常に流れ続けることとなった。最初は、違和感しかなかったが、人間の慣れとは恐ろしいもので、メロディが脳内の奥底にへばりついて病みつきになっていく。この聴覚からの刺激が、リニューアル発刊号の誌面テイストに何かしらの影響を及ぼしていることは、たぶん間違いないと思う。